水道サポート アクアライフセンター

24時間対応/年中無休

0120-151-554

トラブル改善事例

  1. Home
  2. /
  3. 三田市ゆりのき台 二階キッチンの排水つまり 電動トーラー通管工

三田市ゆりのき台 二階キッチンの排水つまり 電動トーラー通管工

今回は三田市ゆりのき台のお客様より、キッチンが詰まってしまったとのご依頼です。

現場は二階にキッチンがあるお宅で、お客様に状況を聞くと「一か月前から流れが悪かったんですが、流れが悪くなるたびに市販の薬剤やラバーカップなどで凌いでいた」との事です。今回も流れが悪くなったので、ご主人さんがホームセンターでワイヤーを買ってきて作業すると、キッチン下から排水が溢れてきたらしく、自分たちでは対応できないと思い、ご依頼いただいたようです。二階のキッチンはそれが怖いですね・・・排水がオーバーフローしてしまうと階下漏水してしまうこともあり、被害が大きくなってしまいます。何度かそのような現場もありました。

シンクにはご主人さんが作業した形跡が残っています。排水の確認をしたいのですが、キッチン下から溢れてきたということなので、むやみに流すとまた溢れてくる可能性があります、まずは排水管と排水ホースの接続部を確認します。

すでに収納部は外されてしましたが、接続部は確認できないので化粧板を外していきます。

確認すると防臭キャップも排水管から外れていました・・・無理に圧などをかけてしまうと外れることがありますが、今回もそんな感じでしょうか。ただそんなに多くは溢れてはいない様ですね。この状態であれば階下漏水まではしていないでしょう。排水ホースを取り外して排水管内も確認します。

管底に排水が溜まっています・・・やはり管内で詰まっているようですね。二階のキッチンは排水管の横引きが長いと詰まりやすく酷くなっていることが多いですね。いつも通り屋外の排水マスも確認してみます。

キッチンに一番近い排水マスがこれなんですが、ここに合流している感じではないような気がします。桝の汚れがキッチンの汚れではない感じです。他も確認し、ここかなというところもありましたが、そこから高圧洗浄も出来なさそうです。

とりあえず、二階のキッチンなのでキッチンの排水管から作業してみます。

詰まっている状態なので、高圧などをすると排水が溢れてしまう為、電動のトーラーで作業していきます。

作業してみて分かったのですが、ここから下はチーズになっており、左右に分かれていました。ちょうどキッチンの左側が外壁で途中に食洗器もあるので、キッチンから食洗器の排水が合流して、そのまま外に流しているものだと思っていたのですが、どうも違ったようです。外側ではなく宅内側に排水が流れていますね・・・なんでこんな作りに。 外側に排水を流せば3m位で下に落とせますが、宅内側に流しているので、短くても6mは横引きが続きます。初めに書いたと通り横引きが長いと酷くなることが多いです。しかも前から悪く市販の薬剤などで凌いでおられたので余計ですね。大変な作業になってしまう感じがします。

とりあえず作業を続けていきます・・・何か所か入りづらい箇所がありましたが、6m位は通管出来たので、少しは排水が流れていると思います。一度、屋外の排水マスを確認し、どこに合流しているのかをみてみます。

やはり初めに確認した一番近い桝ではなかったです・・・なんと一番遠い排水マスがキッチンでした。その排水マスから砕けた油脂などが混じったドロドロの排水が流れてきています。

排水マスは確認できたので、キッチンに戻り作業を続けていきます。

一度、水を流してみたのですが、まだ流れは悪いので何度か通管作業を続けました。流れは良くなってきたのですが、少し勾配も悪いのか管底に排水が残っている状態です。

この状態だと、また詰まりを起こしてしまう可能性が高いです。その時の為にも排水ホースと排水管の接続部を密結での接続をしたほうが安心だと思いますので、お客様にご提案させて頂きご了承した頂いたので、作業していきます。

排水ホースを新しく加工し、排水管がオスネジなるように継手を接着し取り付けます。そこに排水ホースをナットで接続することで接続部が完全に密結できますので、今後排水が詰まってもシンクに溜まるので被害が出ません。

こんな感じです。

勿論、取り外すことも出来ます。密結後、シンクからローポンプでの洗浄もし、シンクに水を貯め一気に排水してみましたが、しっかり流れるようになっています。

今回は多少時間がかかりましたが、改善できたので良かったです。ただ横引きが長いので定期的な管内洗浄をしたほうが良いと思います。

今回はキッチンの排水つまりのご紹介でした。

兵庫県三田市のキッチン排水溝つまり修理

水のトラブルなら24時間、年中無休で対応中バナー