今回は兵庫県川西市湯山台のお客様より、トイレの便器に水漏れしているとのご依頼を受け急行しました。
トイレはINAX製です・・・便器内への水漏れという事でしたので、確認してみるとチョロチョロ水漏れしています。 タンク内の部品の劣化が原因でしょう。
タンク内を確認します。
ボールタップは若干水漏れしていますが、今回の直接的な原因では無いですね・・・ボールタップが原因であれば、オーバーフローしている事になりますが、確認した時点ではタンク内に溜まっている水がサイフォン管までは達していませんでした。
次に確認するのが排水部です。INAX製のタンクの場合、一番気を付けなければいけないのがサイフォン管です。昔のINAXさんのサイフォン管は弱く折れやすいですね・・・完全に折れていれば、すぐにわかるんですが、ヒビが入っているだけのこともありますので、しっかり確認しなければなりません。
サイフォン管の確認は実際に触って確認します。ヒビが入っていると簡単に動く感じがします・・・。
触って確認してみると・・・動きますね。これはヒビが入っていますね。サイフォン管の根元にヒビがはいいてしまい水漏れしていたようです。
お客様にも状況をお伝えしてご相談した結果、サイフォン管とボールタップも交換することになりましたので早速交換していきます。お客様とサイフォン管を交換するにはタンクを外さないと交換できないので外していきます。
タンクを外し、交換する物を取り外していきます。
後は新しい部品を取り付けていくだけになります。
ボールタップ、サイフォン管、共にSANEIさんの物になります。サイフォン管も初めにお伝えした通り、INAXさんの物は折れやすいので、使わないようにしています。他メーカーのサイフォン管を取り付けしても何の問題もありませんので・・・。
因みにボールタップは【V56-5X-13】サイフォン管は【PH840-38】のなります。
取り付け後、タンクを元通りに取り付けていきます。
交換後、通水し動作の確認や水漏れをしていないかなどを確認し作業は終了となります。
今回はトイレタンク内の部品交換のご紹介でした。