今回は大阪市住之江区柴谷のお客様より、トイレの床に水漏れしているとのご依頼になります。現場に着きお客様に状況をお聞きすると「気付くと床が水浸しになっていた・・・よく確認してみたところウオシュレットの下から漏れているようです。」との事でした。
トイレを確認するとウオシュレットのリモコン下部に桶が置かれており漏れてきている水を受けていました。
よく確認すると内部から漏れてきているので、ウオシュレットの貯湯タンクからの水漏れのようです。。
ウオシュレットの寿命は8年程度です・・・使用年数は20年を超えているようですので、修理の段階ではないですね。交換での対応になってしまいます。お客様にもご説明させて頂くと「やはりそうですか・・・お願いします。」との事でしたので、交換見積りをさせて頂きご依頼いただきましたので早速作業に掛かります。
まずはウオシュレットの水抜きをし取り外していきます。
便器がかなり汚れていましたので出来るだけ綺麗に掃除していきます。
新しいウオシュレットは【TOSHIBA SCS-T160】です。水漏れや動作確認をしているとお客様から「他も悪くなっていないか確認して頂いてもいいですか?」との事で、ここは母親が住んでいるようで、お客様はたまに様子を見に来ているだけのようです。なので、他も悪くなっているようなら一緒に修理しておきたいようでした。
このトイレでほかの部分と言えばタンク内ですね・・・使用年数から考えると排水弁パッキンやダイヤフラムなども悪くなっていてもおかしくはありません。
タンク内を確認してみます。
排水弁パッキンなどを確認するとやはりかなり劣化しており、触った指が真っ黒になってしまいました。いつ水漏れや水が出ないなどの不具合が起きてもおかしくない状態でしたので、お客様にもご説明し排水弁パッキンとダイヤフラムを交換していきます。
材料はこんな感じです。
ダイヤフラムが右レバー用の【TH405S】、排水弁パッキンは【HH11027】です。排水弁パッキンは2枚セットになっています。
まずは排水弁ユニットを取りパッキンを交換していきます。
新しい物と比べるとかなり劣化しているのが分かりますね・・・このパッキンが悪くなると便器内に水漏れを起こします。
パッキンはそれぞれ形が違うので、しっかり確認し取り付けましょう。
次はダイヤフラムです・・・。
まずは浮き輪を取って袋ナットを外していきます。
ダイヤフラムを取り新しい物に交換します・・・稀にパッキン部が残ってしまう時もありますが、少し引っ張れば取れます。
新しい物に交換すれば元通りに戻していけば完成です。
蓋を取り付け通水し動作の確認をします・・・水漏れなども大丈夫なようなので作業終了となります。ご依頼いただき有難うございました!!