今回は川西市中央町のお客様より、キッチンが流れなくなったので見てほしいとのご依頼です。
現場に着いてまず感じたのが表で汚水の臭いが凄くしていました。築35年位の住宅ようなので排水管で詰まっているかもしれませんね・・どこかの排水マスから臭いが上げってきているようです。
まずキッチンから見ていきますが、いつも通り排水管と排水ホースの接続部を確認してみます。
まずはたんまり収納してあるものを出さないといけないですが、すごい量の洗剤があります。同じものが何本も在庫していますね・・・安いときに貯め買いする気持ちは分かります。うちも結構多いです。
確認できる程度に取り出し、化粧カバーを外して接続部を確認すると、特にオーバーフローはしていませんでした。
この部分から排水が溢れてキッチン下が水浸しになっていることも多いです。
今回はオーバーフローしていないことを確認できたので、一度水を流して詰まりの状況を確認します。
すぐに溜まってしまい全然流れていかないですね。お客様にいつ頃から流れが悪くなってきたかをお尋ねすると「何度か流れが悪くはなったので、そのたびにラバーカップや薬剤で解消していたが、今回は解消しなかった」ようです。さらに3年ほど前にも完全に流れなくなったようで、その時も業者に頼んだようです。その時の作業内容をお聞きすると「ワイヤーを使っていた」との事で、トーラーを使い作業していたようですね。ということはその時は排水管で油脂が固まったものが詰まっていたのでしょう。3年後にまた詰まったということは、そのときに取り残しがあったようですね。その間も度々詰まっていて、ご自身で解消されていたようですが、完全に解消しないままごまかし使っているので、ひどい詰まりになっていそうです。
一度、屋外の排水マスも確認してみます。
確認すると排水マス自体に異常はないようですが、実はすでにお客様が排水マスに溜まっていた油脂はすでに取り除いていたようです。今回も排水管内で詰まっているのは間違いないようですし、子らまでの経緯を考えると高圧洗浄でしっかり管内を洗浄したほうが良さそうですね。
お客様にお伝えしご了承頂いたので早速作業にかかります。
洗浄していくとすぐに油脂の塊がゴロゴロ出てきます。作業を見ていたお客様も「こんなに詰まるもんなんですか」と、驚かれていました。ただこんなものではないですね・・・洗浄しているのは、まだ手前の方です。
更に奥を洗浄していくと、ヘドロや油脂がたくさん出てきましたがある箇所で全く進まなくなってしまいました。おそらく直接の原因となっている所のようですね・・・かなりの油脂の塊がありそうです。こういう時は一度電動トーラーで油脂の塊を崩して洗浄したほうが早く改善します。一度、作業を電動トーラーに切り替えます。
トーラーでその部分を崩すと一気に溜まっていた排水が流れ出しました。原因は解消したようですね・・・ただ汚れはまだ付着しているので、ここからさらに高圧で洗浄していきます。
一度キッチンに戻り排水してみると流れるようになっているので、排水している状態でさらに洗浄していきます・・・これを行うことでかなり綺麗に洗浄することが出来ます。
しばらく洗浄していくと綺麗な水が流れてくるようになったので、もう大丈夫なようです。
一度、キッチンに戻りシンクに水を貯めて排水すると引き込みもいい感じですね・・・しっかり排水できています。お客様にも確認してもらい作業終了です。
今回は排水管通管作業のご紹介でした。