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川西市萩原台西 トイレ水がとまらない 水漏れ修理 部品交換作業

 

今回は川西市のお客様よりトイレの水が止まらないとのご依頼です。

状況をお伺いすると、トイレを使い流したらそのまま止まらなくなってしまい便器内に流れっぱなしになってしまったようです。

現状、お客様が止水栓で止めいたのでタンク内も水がない状態です。

 

一度、通水し確認してみます。

 

 

通水すると、お客様が言っていたように便器内に水が流れっぱなしになっています。

すでにお客様ご自身でタンク内を確認したようで、おそらくフロート弁が原因じゃないかとの事です。

ご自身でホームセンターに部品を買いに行き交換しようかと考えたようですが、素人考えでやってしまうと水回りは大変になるかもしれないと思い、ご依頼いただいたようです。

 

タンク内を確認すると...

 

 

お客様が言われていたようにフロート弁が原因のようです。

かなり劣化しておりボロボロになっていて、隙間ができてしまい流れっぱなしになったようですが他にも気になる場所が...ボールタップです。

 

 

浮き輪とつながっている棒が不自然に曲がっていて、ボールタップ本体が傾いているようです。

なぜ、こんな事になってしまっているのでしょうか?

気になる点が一つあります。

 

 

ウオシュレットが新しかったので最近交換していると思うのですが、取り付けを誰がされたのか聞くと、お客様ご自身でした。

なるほど...

おそらく、フレキ管をボールタップに接続する際に、ナットを締め付けるのですがこの時に注意しなければいけないのが、ボールタップを手などで動かないように固定することです。

そうしないと締め付ける力でボールタップも動いて傾いて、ボールタップの棒まで曲がってしまい今回のようなことなってしまったと思います。

このままではタンクに適量の水を貯めることのできず、無理に曲がった棒を元に戻すと折れてしまう可能性がある為、一緒に交換することになりました。

 

 

今回取り付けた部品はSANEIの【V56-5X-13 と PH84-92X】 です。

どちらもマルチタイプで色んな機種に対応できるので、この仕事をしている者には必需品です。

 

部品の交換後、動作確認の為排水してみると排水レバーが引っかかり戻りが悪いです。

お客様に今まで何事もなかったかを聞くと「数回レバーが戻っておらず流れっぱなしになっていたことがある。」、ということでした。

 

 

レバー部もかなり劣化はしています...油をさし調整してみたんですが、どうも駄目みたいです。

お客様が「レバーも交換できるなら一緒に交換してください」との事なので交換しました。

 

 

すべての動作確認と水漏れの確認をし作業は終了です。

このトイレは40年位使っておられるみたいなのですが、いままでウオシュレット以外はトラブルなかったようです。

そこまでトラブルなく使えるのは珍しいです。

今回、タンク内の交換した部品は大丈夫ですが、ほかにも気になる箇所もあります。

今後、トラブルが出た場合は便器の交換も視野に入れたほうがよさそうです。

 

今回はトイレタンクの部品交換のご紹介でした。

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