今回は川西市錦松台のお客様より、洗面所の下から水漏れしてくるとのご依頼です。
この案件内容ですぐに思いつくのが、蛇口のシャワーホースからの水漏れですね・・・この依頼内容で一番多いです。今の洗面台にはほとんどと言っていいほど洗髪シャワーの混合栓が付いていますし、洗面所でもキッチンでもシャワーホース付きは１０年前後で水漏れを起こすことが多いので必然的に依頼が多くなります。稀に止水栓部や給水管、後は排水部の水漏れもありますが、少ないですね。洗面下の水漏れ・・・今回は何が原因でしょうか？
現場に着き洗面所に行くと、やはり洗髪シャワーの混合栓が付いていますね。朝シャンが流行っているときくらいに多くなり、シャワーヘッド部が上に伸び頭を洗いやすくなるので便利なんですが、トラブルも多いですね。
他の蛇口でも便利になると使う部品も増えて水漏れなどのトラブルは多くなります。昔の２ハンドルの混合栓はトラブルも少ないですし長く使うことが出来ます。トラブルが起きたときの修理も簡単で部品も安いので、その辺はいいのですけど今の蛇口に比べると使い勝手は悪くなります・・・今の蛇口は便利になった分、トラブルも多く修理にもお金がかかってしまいます。どちらがいいのでしょうか？シングルレバー水栓などを使ってしまうと２ハンドルに戻るのは難しいですね。やはり何でも便利なものがいいですし・・・。
漏れている箇所を確認すると・・・
シャワーホースの劣化による水漏れです・・・。蛇口は【TOTO TL384U2FR】で、20年位前の物のようです。勿論本体は廃番になっています。ただ取り換え用のシャワーホースはまだあるようですが、結構な値段がしますね。一応レバー部を確認しても固くなっており近いうちにカートリッジの交換も必要になりそうです。使用年数もかなり経っているので蛇口の交換も考えたほうが良いと思います。
今の状況と修理での対応と蛇口の交換による対応をご説明させて頂くと、お客様が「それを大家さんに説明してもらっていいですか？」との事で、ここは賃貸で借りている物件のようで引っ越ししてきて、まだ間もないみたいです。てっきり持ち物だと思っていました。
そうゆう事であれば、お客様に大家さんへ連絡してもらいご説明します。電話を代わってもらい同じ内容をご説明すると「もうそこも20年経っているので、交換して頂いて構いません」みたいです。賃貸場合、状態がかなり悪く交換したほうが絶対良い時も「何とか直せないのか？」と、言われる大家さんが多いですが、お借りしている入居者さんからすると、新しくなるのは嬉しいですし・・・いい大家さんですね。
大家さんのご了承を頂いたので早速作業していきます。
まずは既設の蛇口を取り合ずしていきます。若干ナットが付着しており外しにくかったですが、ワイヤーブラシで汚れをを落とし油を挿すことで取り外しできました。稀にナットを回すと本体が一緒に回ってしまう事がありますが、その時は本体をパイプレンチなどで固定すると外しやすくなります。裏側は作業スペースが狭いのでナットの取り外しには縦レンチを使うと比較的楽に作業できます。サイズも色々あるので、きちんとサイズを確認しておきましょう。
後は取り付けなので、簡単です。
今回の取り付けた蛇口は【LIXIL SF-８００SYU】です。
取り付け後、接続部などの水漏れを確認して作業終了です。
今回は洗面所の混合水栓交換作業のご紹介でした。
