今回は神戸市北区のお客様より、浴室から水漏れしている音がするとの事です。
今回は水漏れ箇所は分からず、音だけが聞こえるようです。壁の中の給水管や給湯管が水漏れしている可能性が高そうです。水漏れしている場所によっては、大変なことになるかもしれませんね。浴室がユニットバスか在来かによっても対応がかなり変わってきます。住宅などが古いと水道管自体が悪くなっていることもあるので、引替工事などが必要になってくることもあります、とりあえずは現場で確認しないと分かりませんが・・・。
今回は一体どこから漏れているのでしょうか?
現場に着き浴室に行く途中で、漏れているというよりは噴き出しているようなシューという大きな音が聞こえてきました。かなりの量が噴きだしているようです。
お客様に状況をお聞きすると「朝、お風呂に入っていたら、いきなり水が漏れている音がしてビックリしました」との事です。そうですよね・・・いきなり水漏れしている音が聞こえてきたら誰もがビックリすると思います。しかも今回の場合はかなりの音がしていますから、かなり不安になってしまったと思います。早速、どこから水漏れを起こしておるのか確認していきたいと思います。
浴室はこんな感じで古いユニットバスです・・・浴槽のエプロンも無くなっていますね。
水漏れの音は浴槽の下あたりから聞こえてくるので、確認してみると・・・
ここの配管から水漏れしているようです・・・保温カバーが付いているので水漏れ箇所は特定できませんが、この配管のどこからか漏れているのは間違いないようですね。湯気が立っていないことを考えると給水管の方から漏れているようで、排水口に勢いよく流れています。左側に蛇口があるので、蛇口に湯水を送っている配管のようですが、入りはどこから来ているのでしょうか? 確認してみます。
ここが床下からユニットバス内に引き込んでいる場所のようです。洗い場下の側面から出ていました・・・先ほどの配管が、ここから湯水を蛇口に給水しているフレキ管のようですね。壁の中などでなくて良かったです・・まだ比較的修理がやり易い場所です。このフレキ管をやり替えればいいのですが、浴槽があるので作業スペースが確保できないので、浴槽を動かす必要があります。ただ少し動かせば、何とか作業スペースは確保できそうです。
浴槽を持ち上げ傾けてみました・・・ここまでしか動かすのが難しそうですが、何とか作業は出来そうですね。一人でやっているので持ち上げるのも大変です。
漏れているフレキ管を取り外し確認してみると、亀裂が入っていました・・・フレキ管でこのような状態になるのは珍しいです。今回はお客様のご希望で給湯のフレキ管も一緒に交換することになったので、交換していきます。同じように劣化しているので、交換しておく方が今後安心できると思います。
作業途中の写真を撮り忘れていたので、完成写真になります。
フレキ管を交換後、通水し水漏れなどの確認をして作業終了です。
今回は浴室のフレキ管交換作業のご紹介でした。