今回は神戸市北区のお客様より、ウオシュレットから水漏れいているので見てほしいとのご依頼です。
ウオシュレットなのですが、耐用年数はおよそ７－１０年位になります。使用頻度や掃除などのメンテナンスを行っているかで多少変わってきます。
水回りの設備の中でも耐用年数が一番短くなりますが、それはウオシュレットは電化製品になるからです。１０年もたつと部品も生産されておらず修理も難しくなってしまいます。ご使用が短ければ修理も視野にいれますが、不具合が出てくるときには、１０年以上たっていることがほとんどです。
稀に便座部分が割れたままご使用しているお宅もありますが皮膚を挟みケガをしてしまう恐れもありますし、ヒーターが組み込まれているので、感電してしまうこともありますので、水漏れしていなくても早く交換することが良いと思います。
最近ではコーティングが良くなり汚れが付きにくくもなっており、自動洗浄などもついているものもあるので掃除なども楽になり、省エネも進んでいるので年間の電気代も安くなるので、掃除を楽にしたい、安く使いたいなど、どちらにとってもメリットがあります。
不具合が無くても１０年程度お使いであれば、交換するのもいいかもしれないですね。
話を戻しますが、今回はどうでしょうか？
なるほど・・・２０年位前のTOTOのウオシュレットSBですね。
ウオシュレットには、貯湯式と瞬間式があります。瞬間式とは文字通り給水した水を瞬間でお湯に出来るものになり使い続けてもお湯が出続けますが、貯湯式はウオシュレットに組み込まれているタンクに水を貯めそれを温め保存するので、使えるお湯の量に制限があります。使い続けると水が出なくなる感じになります。
このタイプは貯湯式で操作部の下にタンクがあるのですが、そこからの水漏れのようです。貯湯式のウオシュレットは内部のタンクから水漏れすることが多いです。
初めにも書きましたが、耐用年数はとっくに過ぎています。逆に２０年もよくもってくれた方ではないでしょうか？
今回のお客様にも上記の事をご説明させていただき、交換対応になることを伝えると「交換で構わないが、すぐにできますか？」との事ですが、緊急用に積んでいる物であれば交換できますが物は選べなくはなってしまいます。
お客様は「特にこだわりはないので、普通に使えればいい。」みたいなので、積んでいたウオシュレット確認して頂きご了承頂いたので交換していきます。
今回、取り付けしたのは【TOSHIBA SCS-T１６０】です。
以前のウオシュレットより全体的にすっきりした感じですね。
取り付け後、動作確認をしていたのですが、どうもタンク内から水漏れの音がするので確認すると、ボールタップが水漏れを起こしていました。
そのことをお客様に伝えると「最近少し水道代が高くなっていたのは、これが原因ですか？」と・・・水道代が高くなっていたようです。高くなったのが、すべてこれが原因かは分かりませんが、少なからずは関係しています。漏水調査でお伺いするとトイレのタンク内の水漏れということが結構あるくらいなので・・・・。
「水漏れしているのなら交換してください」と、追加作業になりましたので交換しました。
取り付けたのは、いつも通りの【SANEI V５６-５X-１３】です。
接続部の水漏れや動作確認をし、すべての作業終了です。
今回はウオシュレットの交換作業のご紹介でした。
