今回は西宮市山口町上山口のお客様より、浴室の蛇口のレバーが効かなくなったとのご依頼です。レバーの不具合という事なので２ハンドルなどの蛇口ではなくサーモスタット水栓のほうが可能性が高いような感じがしますね。
まあ、現場に行ってみないとわかりませんがサーモスタット水栓でよくある案件です・・・大体レバーカートリッジの不具合です。
現場に到着後、確認するとやはりサーモスタット水栓でした・・・メーカーはKVK製の物で壁付タイプですね。
吐水の切り替えレバーが全く効かなくなっており、水が出せない状態です。空回りしている感じです・・・これは切り替えレバー内部のカートリッジの経年劣化による不具合で起こる症状ですね。昨日の夜にいきなり効かなくなったようです。特に水回りの物が突然使えなくなってしまうとかなり困ってしまう事が多いですね。特にこの時期にお風呂が使えないのは地獄ですね。
基本的には消耗品になるので、この辺りの部品はあるのですが使用年数や本体の状態によっては蛇口の交換も考えていいと思います。今の蛇口は寿命は15年程になります・・・一か所修理したとしても次々不具合が出る可能性が高くなるので、交換しても費用的に変わらなくなってしまうからです。 結局、同じような金額が掛かってくるのであれば全部新しくなる方が良いと思いますので・・・。
とりあえずは、一度レバー部を取り外して確認してみます。
このレバーを取り外した内部の部品がカートリッジになりますが、かなり本体側も劣化しています。使用年数は２０年近くになっており、正直交換のほうが良いと思いますが、お客様には上記の説明をさせて頂き部品の交換と蛇口の交換をご提案させて頂いた所、蛇口交換をご希望との事でしたので、商品を確認してもらい早速交換していきます。
交換はいつも通り、取り外しには気を付けながら作業していきます。
ここのお宅は水道管がしっかり固定されていたのですんなり解体できました。固定されていない時は本当にしんどくなってしまいます・・・。正直、固い時は折れるの覚悟で作業しなければいけない時もあります。まあ、稀ですけどね。固定されていない時でもあの手この手で何とか外せることが殆どです。ただすんなり外れてくれると作業がスムーズに進むので凄く助かりますね。
さあ、取り外しが出来れば後は簡単です。壁付の蛇口なので水平を取りながら取り付けていきます。
こんな感じです・・・取り付けした蛇口は【LIXIL BF-WM145TSG】になります。
取り付け後、いつも通り通水し水漏れが無いか確認すれば作業終了となります。
今回は浴室の混合栓交換作業のご紹介でした。
